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調査初日の調査では、雑談の中で、必ず日々の取引の流れを聞かれます。不明朗な説明があると、調査官に疑問を抱かせますので、誤解のないよう説明できるようにしましょう。調査官の誤解を招くと調査が長引きます。
日常の取引ではあまりみかけない取引や、特に事情があって特殊な取引になったものは、調査官も注目します。反面調査を避けるためにも、取引の理由・形態を十分に説明できるように整理しておきましょう。
期末の売掛金の計上、期末棚卸商品の計上、期末仕掛の計上、前払費用の計上などの期間損益に影響する事項は、必ず調査官が確認しますので、あらかじめチェックしておきましょう。また、廃棄するつもりで、棚卸から除いた商品は、できれば処分しておきましょう。
個人的費用の付け込みは、調査官が目の色を変えて探しています。十分な説明ができないときは、反面調査などしつこいくらいの事実確認をしてきますので、事前に十分な説明材料をそろえておいてください。
調査官は、不正重点の調査を指示されてますので、不幸にも過去に重加算税を課された事項があれば、必ずその項目を調査します。また、過去の調査で、指導事項とされた項目も確認しますので、同じようなことがないかチェックします。
調査官は、雑談の中で、現在の取引の状況や、記帳状況、書類の保存状況を必ず確認するよう指示されています。未整理の書類が散乱していると、調査官に疑念を抱かせる可能性がありますので、メモ類も含めて事務所内、店舗・工場・事業所内の書類を整理しておきましょう。
いわゆる現金商売の方は、当然に現金監査(現金の有り高を金種ごとに数え現金の有り高集計し、現金出納帳に記載されている現金残高と突合すること)が実施されます。また、ほかの業種の方も、小口現金等について、現金監査がされることがあります。必ず、調査日の前日の現金残高と現金出納帳の残高を確認しておきましょう。
調査官は、帳簿の確認中も、雑談中も、トイレに行っているときでも、耳を澄ませていろいろな方の発言事項を聞いています。その中でちょっとでも矛盾した事項があれば、それが調査事項になります。余計な発言で調査官が疑念を抱かないように注意しましょう。
調査官は、あなたの顔色をうかがっています。うそをついていないか、ごまかそうとしていないか、表情・身振り・手振りを注目しています。へんに疑念を抱かれないよう落ち着いて相手の目を見て話しましょう。
調査官が疑念を抱けば、その項目について、事実確認をする必要がありますので、書類の確認だけでなく、取引先や取引銀行等に反面調査をします。そうなりますと調査が長引くだけでなく、取引先にも迷惑がかかります。ですので質問にはきちんと説明できるようにしましょう。
担当:杉本(すぎもと)
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